60代の暮らし 年金の損得について

あと3年もすれば年金を受給できる歳にはなりますが、少しでも増やしたいと考え受給を2年繰り下げようかなと考えています。

年金額については下のブログで書いています。

年金の繰り下げ受給をする時の注意点としてこんな事が書いてありました。

「せっかく年金を繰り下げても、長生きできなければ損になります。75歳から年金をもらおうと待機していたのに、74歳で亡くなったとなれば、本人は年金は1円ももらえないことに。がんばって繰り下げても長生きできなければ損です」と。

私の場合は67歳から年金を受給しようと考えているので、万が一66歳11か月で死んでしまうと年金を1円ももらわずに死んでしまう事になります。

でも、そうなった時に「やっぱり65歳からもらっておけば良かった」とすごく後悔をするのでしょうか?

67歳まで年金を受給せずに暮らせるというコトは、健康で働ける場所があるというコトで幸せな事ではないのかなと思います。

健康上の問題で働けなくなれば収入が途絶えるので67歳の予定よりも早く受給しなければなりません。

そう思うと年金を繰り下げ受給できる環境に居られることは恵まれた環境なのではないのかなと思っています。

年金の損益分岐点と言う言葉を聞いたことがあります。

損益分岐点とは

繰り上げ受給や繰り下げ受給した時の年金の総受給額が、65歳受給開始の総受給額と等しくなる年齢のことだそうです。

私が67歳で受給開始すると78歳より長生きをすると得する

逆にもし63歳で受給開始したとしたら83歳より長生きをすると損をするようです。

何歳まで生きるか?

これは誰にもわからない事

損をするよりも得をしたいという気持ちはありますが、寿命がわからない以上どうすることもできません。

もし私が77歳で余命半年って言う事になった時、

「年金を繰り下げ受給をしたせいで総受給額を損した」と病院のベッドの上で考えるのでしょうか(笑)

「損した」「得した」と言うのは健康でまだまだ未来が続いているであろうと考えられるからであって、もし病気でもしかしたら先が短いのかもとなった時は、きっとそんなことはどうでもよくなってしまうのではないでしょうか?

私が年金に求めるものは「総受給額を増やして得をする」というより「気持ちの安定」です。

年金の総受給額はそれほど重大ではないように思えます。

今は仕事をした代償としてお給料をいただいていますが、年金は働かなくても死ぬまで定期的に振り込まれてくるお金

「これだけあれば何とかやっていけるかな」と思える金額があるコトは何よりも気持ちの安定につながると思っています。

今のところ2年繰り下げた金額があれば何とか一人で暮らしていけるのではと思っています。

今後ますます物価が上昇し、もしかしたら3年位繰り下げなければならない状況になる可能性もありますが、その時、健康で仕事ができる状態であればそうしようと思います。

「年金」は老後の暮らしにとってありがたいものであり、生活していくためにはなくてはならない基盤になるものです。

身の丈に合った暮らし、そして気持ちが安定した暮らしができるよう、受給開始年齢について良く考えていかなければなりません。

冬の間お世話になったこたつ布団を洗いました。

ソファの上のクッションも夏仕様に衣替え

コメント

タイトルとURLをコピーしました