中古マンションの売買契約も無事に終わり次は本審査。事前審査が思っていたよりも簡単に通過したので「本審査もすんなりOKね」とたかをくくっていました。
が
ここでつまづいたと言うか当然のこと言えば当然の事。返済計画について質問をされました。
今の仕事は65歳で定年退職です。そこまでは問題なし。それ以降の返済計画についての質問です。
銀行から「65歳以降の返済計画と退職金についてお知らせください」と連絡が入りました。
私の場合、形式は正社員であっても、パートから会社の制度変更で正社員となったようなもので、もともとの正社員の人達とは待遇も違い、おまけに退職金もありません。
やっぱり60歳、年収200万円台、退職金なしでは住宅ローン審査に通るのは無理なのか?現実の厳しさを突き付けられた時でした。
でもここでめげていても前には進めません。幸せな老後をおくるには何が何でもマンションを購入する必要があるのです。
そこで、私のできることはとにかく誠実さ。お借りしたものはきちんとお返しする意志があることをアピールしました。
定年退職後も70歳まではアルバイトかパートを続け今と同程度の収入を確保するつもりであること、現在の預金額と将来もらえるであろう保険金についても正直に話しました。
銀行によっては預金通帳のコピーの提出を求めるとところもあると聞いていましたが、私のお世話になっているM銀行ではそのようなことはありませんでした。
誠実さをアピールするのと同時にネットで住宅ローン審査に通りやすい銀行を調べそちらでも審査を申し込みました。
その結果
事前審査でお世話になっていたM銀行で本審査も通過することができました。
年齢、年収とかなりのハンディを抱えていましたが、必死になって返済の意志があることをアピールしたのが良かったのかもしれません。
もう一つの住宅ローン審査に通りやすいと言われていたI銀行も本審査に通りました。まったく同じ条件で住宅ローンの申し込みをしましたが、I銀行からは返済計画についての質問は一切ありませんでした。
60歳、年収200万円台、退職金なし。借入金額は同じであっても銀行によってこんなにも対応が異なるものなのですね。
初めて経験した住宅ローン審査でしたが、どこの銀行で申し込みをするか?が一番大きく影響をするのだと感じました。そして、私のように不安な場合はタイプの違う何行かに申し込みをすることがおススメです。
審査結果が出るまでの約10日間。悪い結果ばかりを想像して落ち込んだりしていましたが、何とか審査にも通り次はいよいよ融資実行日をむかえます。
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