60代中古マンション購入 購入までで一番しんどかった時期は?

住宅ローンの本審査が終わり融資実行日までの約1か月間が一番精神的にしんどかったです。

60歳、低年収の私が住宅ローン本審査に通ることが出来るのか?と審査の結果が出るまで落ち着かない日々を過ごしていました。

この審査結果を待っていた時以上に不安で眠れない日を過ごしていたのが結果が出てから融資実行の日までの1か月間でした。

これで念願のマンションが購入できると思ったとたん、怖くなってきたのです。

不動産会社から必要な支払いのメールが届いたり、銀行からも手数料や司法書士との面談の連絡が入ったりと、確認したり、実際に出向いて行かなければならない事もたくさんありました。

やるべき事を一つ一つこなしてはいるのですが、頭の片隅には「本当にこれで良かったのか?」という不安が常にありました。

夜中に目が覚めるのは当たり前

一度目が覚めるとそのまま目がさえて眠れずに朝を迎えることもしょっちゅう

やっとここまでたどり着いたのに、嬉しさよりも不安の方が大きいなんて、自分の事ながらあきれてしまいます(笑)

眠れない日が続き、しんどい中でも引っ越し業者の手配、荷造り、住所変更の手続き、、、

やることは山積みになっています。

今思えば覚悟が出来ていなかったのかもしれません。女ひとりでマンションを購入すること、女ひとりで住宅ローンを背負う事。

2年間かけて考えに考えて出した結論であるにもかかわらず覚悟が出来ていなかったのです。

「覚悟が出来ていないのに後戻りはできない、前に進んでいくしかない」普通に考えてもかなりきつい状況ですよね。

このきつい状況が終わったのが、融資実行の日。この日を迎えてやっと腹が座ったというか覚悟が出来ました。

覚悟する=精神的に楽になる 60際にして初めてこのことに気づきました。

何かに迷うって言うのはそれだけ選択肢があること、覚悟を決めるのは他に選択肢がなくその道を進むしかないこと。

人生においては選択肢がたくさんある方が幸せだと思います。でも私の場合は決めたことで覚悟が出来スーッと気持ちが楽になりました。

なんでも決めるまでは難しいけど、いったん決めてしまうと目の前のモヤモヤが晴れたように楽になります。

マンションが欲しいと思い始めてから約2年間、大きな決断をしたことで、これから先何かに迷って眠れないことがあっても「決めたら楽になる」ことがわかっているので、その迷いや不安も受け入れて暮らしていけるような気がしています。

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