60代おひとり様 中古マンション購入の理由

自分の根っこになるものが欲しい

安定を求める私には賃貸暮らしは、どうも落ち着かず根無し草になったような気分でした。

活発に外に出て行動するというよりも家にいて料理をしたり、暮らしやすいように家の中を整えていくのが好きな私は借り物の家に愛情が持つことができません。

賃貸でもおしゃれに楽しそうに暮らしていらっしゃる人のインスタを見ることもあります。でも私にはとうてい無理!

どれだけきれいに掃除をしても、おしゃれなインテリアにこだわったとしても結局は借り物。

ここが私の居場所。と大きな声で言えるような場所。自分の根っこになるものが欲しかったからです。

自分の根っこがしっかりとしていると、何か問題が起きても簡単に揺らいだりはしません。

しっかりと根を張っていれば少々のことがあっても不安になったり落ち込んだりという事も少なくなるのではないかと思います。

自分の根っこになるものをどこに求めるかは人それぞれ。私は自分の住みか、マンションに根っこを求めました。

*参考までに、住まい探しのホームズによれば中古マンション購入者の世代別の割合は

  • 30歳未満   7.4%
  • 30代     28.2%
  • 40代     31.2%
  • 50代     16.3%
  • 60歳以上   13.4%

1年後の一人暮らしに向けての心の準備

息子との暮らしも残り1年。来年2025年春には家を出ていく予定です。

私は大学進学の時18歳で実家を出たので、それよりも6年も長く一緒に過ごすことが出来ました。

息子の一人立ちを涙で送り出すのではなく、笑って「行ってらっしゃい」と送りだしたい。そのためにも自分のマンションが必要なのです。

なぜかと言うとマンションは心強い相棒になってくれるはずだからです。一人暮らしで心細い時もマンションがしっかりと心細さを受け止めてくれると思っています。

まとめ

私にとって自己所有のマンションを持つという事は、何があっても簡単には揺るがない根っこ。そして嬉しい時、寂しい時、辛い時、、、いつもそばにいて受け止めてくれる相棒。この二つの意味があります。

なのでこれから幸せな老後の暮らしを送っていくためにはマンションを持つことは必要なことでした。

不満な思いを抱えながらこの先老後を過ごしていてはもったいない!これまで仕事、子育て、離婚にまつわるトラブル、、、その時々考えられる精一杯の努力をしてくぐり抜けてきました。

残された老後は幸せな時間にしたい。誰にも気をつかうことなく毎日を穏やかな気分で過ごしていきたい。

約2年間迷いに迷って購入したこのマンション。

ここを私の根っこにして、ここでの暮らしを愛して楽しんでいこうと思っています

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