60代の暮らし 私のお正月

あけましておめでとうございます。

今年の元旦は私の住んでいる京都はお天気も良く気持ちのいい新年の始まりとなりました。

我が家のお正月飾り

壁の「祝酉」

意味を調べてみるとこのように書いてありました。

【昔から「神使い」と言われ、大切にされてきた酉は、いい事を取り込むと言われ縁起物として親しまれてきました。】

意味も知らず見た目の可愛さに惹かれて買ったものですが意味を知ってチョット嬉しくなりました。

お正月と言えばお節料理

毎年のことですが31日まで仕事、1月1日だけ休みでまた2日からは仕事(昨年は休職中だったのでずっと休んでいましたが)。

もう少し段取りよくしたいのですが、いつもバタバタでやっとこさお節料理を仕上げました。

買った方がいいのかも?と思う事もありますが、

買うとお値段もそれなりに、あまり好きではないものまで入っているかもと思ったりで手が出ません。

そしてお節を作り続けている理由は三つあって一番目が「毎年作ってるから」

毎年クリスマスツリーを飾っているのと同様にお節料理も24年間欠かさずに作っています。

毎年していることをやめてしまうと「何か悪い事が起こったらどうしよう?」とか「やるべきことをやらなかったら罰が当たりそう」と思い

「面倒くさい」と言う気持ちを封印して作っています。

二番目の理由が息子に母の手作りのお節の味を覚えていて欲しいから

息子が40歳、50歳になった時「そう言えばお母さんが毎年お節料理を作っていたな」と思い出してくれたら嬉しいからです。

そして三番目は亡くなった両親に私が毎年お節料理を作っている姿を天国から見てもらって安心して欲しいからです。

両親には離婚したりで心配ばかりかけてきたので、こうしてきちんとやるべきことはやっている姿を見て欲しいからです。

こんな理由から毎年ドタバタしながらもお節料理を作っています。

お節でお腹が一杯になったところで初詣へ

下鴨神社

下鴨神社の凛とした空気感が好きで毎年お参りしています。

おみくじは「末吉」

なかなか「大吉」は出ませんね。でもこれくらいが丁度良いのかも。

今年のお正月も毎年と同じようにお節料理を食べ、初詣に行けたこと。私にとってはこれだけでも充分幸せ。

年々幸せの基準が変わってきているような気がします。

若い頃は特別な事、例えば旅行に行ったり、高価なものを買ったり、お洒落なレストランでのお食事に幸せを感じていたように思いますが、

60代ともなれば特別な事よりも、昨日と同じ今日、今日と同じ明日

去年と同じ今年、今年と同じ来年が過ごせることに幸せを感じます。

当たり前の日常の中に本当の幸せが隠れているという事にやっと気づいたみたいですね。

この当たり前の日常を大切にしながら今年も元気に暮らしていければと思います。

もうじき62歳になる私のブログ

日常のコト、中古マンション購入のコトなどこれからも書いていきたいと思っています。これからもお読みいただけたら幸いです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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