60代の休日 「パン皿作り」とほんの少しだけゆとりを感じた休日

京都おうちさんで開催されたワークショップに参加してパン皿を作ってきました。

こういうワークショップに参加したのも5,6年ぶり?

今年の夏は何年振りか思い出せないくらい久しぶりに一泊二日の旅行に出かけたり、ベランダから花火も鑑賞できました。

そして今日はワークショップにも参加。思い返すとそれなりに充実した夏になりました。

このパン皿

約16センチ角のクルミの木の板を彫って仕上げていきます。板の固くて彫りにくい所は先生に手伝ってもらいながらひたすら彫り続けるコト2時間

ワークショップの先生はicuea工房さん

6名の参加者も、ほぼ同年代か私より5,6歳若いかなと思う世代の方たちで、和やかな雰囲気の中でひたすら彫刻刀握りしめ彫り進めました。

彫刻刀を最後に使ったのは小学生?50年ぶりくらいの彫刻刀(笑)

削りかすのクルっと丸まったのも可愛い!小瓶に入れて飾りたいくらいです。

出来上がったのがこちらです。

正方形、長方形どちらか好みの方を選んで作ります。私が選んだのは正方形!

食パンのためのお皿を作りたかったからです。

日頃は○○専用と言うものよりアレにもコレにも使えそうなものを選んでいるのですが、たまには○○専用というのも、なんとなく気持ちが豊かになるような気がします。

食パン専用と思って作ったお皿ですが、

食パン以外にも、たとえばこれからの季節だと柿や栗を乗っけても似合いそうです。

いつも焼いている丸パンやおにぎりもこのお皿に乗せると美味しそうに見せてくれそうです。

たった一枚のお皿から色々想像が膨らんでいきますが、のんびりとこんな事を考えるのも60代の休日の楽しみです。

ここ数年間、旅行や今日のようなワークショップに参加することなんて考えてもいなかった事です。

いつも不安と心配がセットになってくっついていました。

「このまま賃貸暮らしで家賃を払い続けられるのだろうか?」

「もっと高齢になっても貸してくれるところはあるのだろうか?」

「私の根っこはどこにあるのだろう?」

考えたからと言って答えが出るわけではないのかも

考えるだけ無駄なことなのかもしれません。

でも、、、、やっぱり考えてしまいます。

マンションを購入してからは、

残りいくら住宅ローンを返済したらいいのかはっきりとした金額でわかっています。

それに高齢になってからの住まいの心配はなくなりましたし、私の根っこはこのマンションです。

以前に比べて不安や心配が少なくなった分気持ちにほんの少しだけゆとりが出来てきたように感じます。

これからも人と比べず、自分の身の丈に合った休日の楽しみを見つけていきます。

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