60代中古マンション購入 住宅ローン融資実行日

住宅ローンで融資の実行日

お世話になるM銀行の応接室で決済が行われます。不動産会社の担当者、売主さん、銀行側の司法書士と不動産会社側の司法書士二人、銀行の担当者そして私と合計6人です。

銀行の応接室ってどんなんだろう?と想像を膨らませていましたが、事務机と椅子があるだけのいたって普通の部屋でした。

ここで一つ失敗をしてみんなをハラハラさせてしまいました。住民票を用意していなかったのです。前日に持ち物の最終確認で不動産会社の担当者から住民票が必要とメールがきました。

「前日にそんなこと言われても」あせりまくりました。あいにくその日は仕事で市役所に行くことも出来ず、それに私の住んでいる市はコンビニでの住民票取得に対応していいません。

決済日の当日、銀行の担当者に事情を説明し20分くらい遅れますと連絡を入れ、一番近くで住民票の取得ができる公民館へ行きました。

まだ受付の窓口が開く前から真ん前に並んで受付の開始を待っていると中の職員も並んでいる私の圧を感じたのか9時2分くらい前には窓を開けて対応してくれました。

よっぽど切羽詰まった人が並んでいると思われたのでしょうネ。

おかげで約束の時間に遅れることもなく銀行に到着。私より先に来ていたメンバーも私と住民票を見てホッとしたようでした。

私が席に着くとすぐに諸々の手続きが始まりました。私はひたすらあらかじめ用意してあった書類に記名、捺印をしていくだけ。

手続きは淡々と進んでいき、そして一旦私の通帳に振り込まれた融資のお金が売主の口座に振り込まれ完了です。

この間20分~30分位時間があり応接室に残っている私たちは子育ての体験談などをなごやかに語り合いそうこうしてるうちに融資の実行が完了しましたと伝えられました。

鍵の受け渡しもしてこれで全ておしまいです。

中古マンションの購入を考えてから約2年、やっと私の終の棲家となるマンションを手に入れることができました。

この2年間何度も何度も「マンションを買ってもいいものなのか?」自問自答してきました。住宅ローン本審査で返済計画について聞かれ「60歳、低年収の私には無理かも」と落ち込んだり。

住宅ローンという大きな借金を背負う事が不安になり、夜中に何度も目が覚めたこともありました。実は売買契約を結んでからもあまりにも不安が大きくなって、やっぱりこのまま賃貸でいこうと思いURの情報収集をしたりしていました。

こんな不安を乗り越えたわけではないけれど、この不安も受け入れたうえで中古マンションを購入しました。

終の棲家となるであろうこのマンション。私のこれからの暮らしの根っことなるこのマンションを大切に愛していきたいと思っています。

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